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Nacsportで重要な2種類のボタンに注目👀カテゴリーボタンとディスクリプターボタンの違いについて紹介します!

更新日:4月22日



ボタンテンプレート作成は、より良い分析作業を行うために非常に重要です。良いボタンテンプレートを作成するための鍵は、各ボタンがどのように機能するのかを理解することです。

Nacsportには、主要なアクションをタグ付けするための「カテゴリーボタン」と、そのアクションを説明するための「ディスクリプターボタン」という、2つのボタンがあります。この記事では、これら2つのボタンの違いに焦点を当て、それぞれの機能について説明します。


 

基本的なこと

「カテゴリー」と「ディスクリプター」の話題に深く入る前に、まず基本的な部分から始めて、Nacsportのボタンがどのように機能するのかを説明します。

基本的に、ボタンをクリックすることで、試合中のアクションにタグを付けすることができます。これを行うことで、その特定のアクションを記録する短いビデオクリップが作成されます。そして、タグ付け終了時には、分析に必要なクリップのライブラリーが手に入ります。最後に、このタグ付けされたクリップを使用し、パフォーマンスを量的、または質的に分析を行うことができます。 なので、より良く、深くパフォーマンスを分析するためには、ボタンを知ることがとても重要になります。




 

ボタンの種類

Nacsportには、2つの異なるタイプのボタンがあります。これらは、「カテゴリー」と「ディスクリプター」と呼ばれています。

これらを簡単に説明すると、カテゴリーボタンは名詞ディスクリプターボタンは形容詞のようなものになります。 例えば、「赤い大きな車」というフレーズがあったとしましょう。 この時、名刺である「車」はカテゴリー「赤い」「大きな」はディスクリプターだと言えます。

これをスポーツ現場に置き換えてみましょう!! では、サッカーを例にしてみましょう。



「センターフォワード」が放った「シュート」が「ゴール」に繋がったという状況があったとします。 ここでは、「シュート 」はメインアクションであり、ビデオクリップにしたいアクションでもあります。なので、これをカテゴリーにしたいと思います。この「シュート」をより詳細に説明するために、必要なのが「ディスクリプター」です。ここでは、誰がにあたる「センターフォーワード」と結果にあたる 「ゴール」が使用されています。


少しボタンの違いについてイメージできましたでしょうか?

これは「カテゴリー」と「ディスクリプター」の組み合わせの一例でしかありません。Nacsport は非常に汎用性が高いことで知られています。スポーツで起こるあらゆるプレー、イベント、状況に対応します。


この2つのボタンを、ボタンテンプレートと呼ばれる真っ白なキャンバスに並べることで、様々なアクションをタグ付けすることができるようになります。 *このテンプレートに関して興味がある方は、この記事(ユーザーを調査してわかった、Nacsportのタギングウインドウに関するアイデア16選)に纏めましたので、ぜひご覧ください。また、カテゴリーやディスクリプターの作成方法、テンプレート上での識別方法などを紹介したビデオもぜひご覧ください:



では、なぜカテゴリーとディスクリプターが非常に重要なのでしょうか? これにより、分析に深みが出るからです。それだけではなく、より正確になり、様々な情報を簡単にフィルタリングするためでもあります。

例えば、データマトリックスを使用すれば、「センターフォワードによるゴールしたシュート」など、特定のプレーのクリップを簡単に見つけることができます。 ボタンテンプレートがうまく設定されていて、正しくタグ付けされていれば、簡単かつ迅速に、見たいプレークリップにアクセスすることができます。 さらに、このすべての情報はダッシュボードと連携しており、数値グラフやチャートを作成するためのデータとして使用することができます。また、これら量的データは、Excel形式ににエクスポートすることもできます。


 

ボタンの上限数

ボタンの数は、Nacsportのバージョンによって異なります。

- Basic 最大25個のボタン(カテゴリーボタンのみ使用可能)


- Basic+ 最大50個のボタン(両ボタン使用可能)


- Scout/Pro/Elite ボタン数無制限(両ボタン使用可能)

下のボタンをクリックすると、すべてのソフトウェアパッケージを並べて比較することができますので、ソフトの違いについて知りたい方は、ぜひご覧ください!!



 

より速く、より詳細な分析

カテゴリーとディスクリプターの理解を深めれば、より深いレベルのスポーツ分析が可能になります。ディスクリプターボタンを使用できないNacsport Basicでも、分析は可能ですが、データをより深く掘り下げるには、カテゴリーとディスクリプターを組み合わせる必要です。なので、より深く分析したいという方には、Basic+以上をお勧めします。 カテゴリーとディスクリプター、ボタンは多ければ多いほど、より詳細で綿密な分析が可能になります。これら2つのボタンをうまく使いことなすことができれば、チームにとって、より効果的で実用的な情報を得ることができるでしょう!!


 

各ボタンの見分け方

Nacsportのボタンは種類を問わず、カスタマイズが可能です。ボタンの色、形、大きさ、フォントはすべてあなたのニーズに合わせて変更することができます。また、画像を追加して、より魅力的なボタンにすることもできます。

では、どのようにこれらボタンを見分けるのでしょうか? それは、とても簡単です!! ディスクリプターボタンには、ボタンの左上に赤い丸印がついています。



このマークは非表示にすることもできますが、少なくとも最初のうちは、各ボタンの種類を簡単に見分けられるように、テンプレートに表示しておくことをお勧めします。

以上!!

この記事についてご質問があれば、お気軽にご連絡ください

それではまた!


 

原文作者:Duncan Ritchie

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