『良い分析をするために必要なボタンって何?世界中のアナリストに聞いたボタン作成に役立つ19のアイデア』

Nacsport購入後、多くの人が最初にボタンテンプレートの作成に没頭します。


そして、考えるのです。


どんな情報を集めよう・・・

どんな風にボタンを並べたら使いやすいかな・・・

作り方が難しい・・・

どうデザインすればわからない・・・

などなど・・・


そして、このボタン作成に時間を割きすぎて、分析を始める前に心が折れてしまう方々も少なくはありません・・・


そこで、今日は、ボタンテンプレートを作成に当たって役立つ、さまざまなアイデアをまとめて紹介したいと思います。


この記事のために、Nacsport Basic~Eliteとソフトに関わらず、100を超えるボタンテンプレートを調べました。調べるにあたり、ご協力して頂いたアナリストの皆様、本当に感謝しております。 ボタンテンプレートは、ゲームを観察するための白いキャンバスです。そのため、時に自由過ぎて、最初のテンプレートをどのように構成すれば良いのかわからなくなることもあるのです。この記事は、そんな問題を抱えた人のために作成しました。これから紹介するアイデアを、自分のフィールドに持ち帰り、オリジナルのボタンテンプレート作成して頂ければと思います。 〜目次〜

『Nacsportテンプレートの重要性』

『ソフトによるボタンテンプレートの違い』

『ボタン作成に役立つ19のアイデア』



『Nacsportテンプレートの重要性』 ボタンテンプレートは、ビデオアナリストの仕事にとって基本であり、とても重要なものです。アクションをタグ付けするためには、そのアクションに応じたボタンが必要となります。そうでなければ、タグ付けは不可能です。


ここで、ボタンテンプレート作成に当たって、アイデアを纏めるためのヒントを、皆様に紹介したいと思います。    テンプレートを作成する前は、まずペンと紙を手に取り、テンプレートのデザインをスケッチすることをお勧めしています。この方法でテンプレートを計画し、その後、心が満足するまでNacsport上でボタンを追加、削除、編集を加えてみてください。間違うこともたくさんあるでしょう!しかし、心配せず、どんどん試していただければと思います。 『ソフトによるボタンテンプレートの違い』



すべてのNacsportテンプレートが同じというわけではありません。お使いのプログラムによっては、ボタンテンプレートに制限がある場合があります。 ・Basic:最大25個のボタン。 ・Basic +:最大50個のボタン ・Scout +、Pro +、Elite:無制限のボタン Nacsportには、カテゴリとディスクリプターという2つの異なるタイプのボタンがあり、それぞれが異なる動作をします。 カテゴリーは、主なアクションにタグを付けするために使用されます。そして、ディスクリプターは、そのアクションを説明するために使用されるのです。

カテゴリーは名詞のようなものであり、ディスクリプターは形容詞のようなものです。

バスケットボールを例にして考えてみましょう…

「ショット」というカテゴリーボタンを作成したとします。

この「ショット」を説明するボタンとしてディスクリプターボタンが存在するのです。

例えば、「ショット」の質を説明するための「良い」または「悪い」というディスクリプターボタンや、「ショット」したエリアを説明するために「3ポイントライン」「ベースライン」などのディスクリプターボタンを作成することができます。

このように、ある項目を説明するためのボタンが、ディスクリプターボタンです。 注:Nacsport Basicでは、カテゴリーボタンのみを作成でき、ディスクリプターボタンを作成するには、少なくともBasic +にアップグレードする必要があることに注意してください。Pro +とEliteの2つのプロレベルのプログラムでは、パネルフロー機能を使用することができます。これにより、タグ付けプロセスがはるかに簡単で快適にすることができます。




『ボタン作成に役立つ22のアイデア』


-1, アクションをタグ付けるカテゴリーボタン 攻撃、防御、シュート、スティール、コンバージョン(ゴール、バスケット、ポイント)など。これら大きなアクションをタグ付けるためのボタンはテンプレートに「必須」であり、テンプレートの基礎になります。そして、これらがカテゴリーボタンとなります。


-2, アクションの質を説明するディスクリプターボタン


上に説明したことだけでなく、「良い」+「ゴール失敗」「悪い」+「ゴール成功」などなど、様々なディスクリプターボタンを組み合わせ、あるアクションをより深く分析することができます。




-3, 試合時間情報を加える 試合のどの時点で、そのアクションが起きたのか・・・それを知ることはとても重要だと思います。

例えば、「前半」や「3/4」など、試合を時間軸で分けるためのディスクリプターを作成することで、アクションがいつ起こったのかが明確になります。



-4, チーム情報を加える 2チームを同時に分析する場合、どちらのチームのアクションかを知る必要があります。そのために「自チーム」または「対戦相手チーム」というボタンを作成する必要があります。


-5, 選手情報を加える 自分のチーム、または対戦相手チームの各選手のボタンを作成することで、選手ごとの個別の情報を得ることができます。 選手一人一人の分析はちょっと荷が重いな・・・だけど、チーム情報だけだと弱いな・・・と感じる方は、サッカーを例に取るなら「ディフェンス」、「ミッドフィールド」、「フォワード」などのポジションボタンを作成してみてはいかがでしょうか?


-6, ボールポゼッション

初めて、Nacsportを利用するという方で、ポゼッションをとる方は多くはないと思いますが、ボールポゼッションも取ることも可能です。

ボールポゼッションの取得するためのボタン作成法はこちらの記事より



-7, フィールド・エリア Scout +、Pro +、およびEliteではグラフィカルディスクリプターという機能を使用することができます。この機能を使用すれば、ボタンテンプレート上にあるフィールドのグラフィック画像をクリックするだけで、正確にアクションが発生したフィールドの情報収集できるようになります。



-8, システム これらのタイプのボタンは、バスケットボールやフットサルでよく見られますが、サッカーではあまり見られません。これらは、ピックアンドロール、ゾーンディフェンス、1x1、5x4、など、事前定義されたプレーをタグ付けるためにあります。




-9, セットプレーの状況 戦略が重要なスポーツでは、セットプレーでの情報が大切になります。例えばサッカーやホッケーでは、ペナルティやコーナー、ラグビーだとスクラム、ドロップキック、ラインアウトなどを指します。



-10, ゲームのフェーズ どのフェーズでアクションが発生したかを知るためにあります。ラグビーを例えにするとフェーズ1、2、3、4と、どのフェーズで何が起きたのかを知ることができます。




 

-11, トランジッション(ターンオーバー) サッカーやラグビー、ホッケーなど、試合中に攻守が入れ替わるスポーツではとても重要な指標となります。攻撃から防御へ移った時の動き、また、その逆の防御から攻撃に移った時、選手がどのように動くのかを分析するのに使います。




-12, 防御 対戦相手が、エリアごとにどのような動きをするのかを分析します。対戦相手の攻撃戦略を知るために使用します。