MacbookでNacsportを使いたいあなたへ...!
更新日:2020年8月24日
今回は、多くの方からお問い合わせいただく、重要な質問にお答えする記事を書いてきます。
本当に多くの方から同じ質問を頂きます。その質問とは...
「Nacsportって、Macbookでは使えないんですか?」
です。
Macbookに代表されるApple社製のパソコンは、非常にスタイリッシュでかっこよく、スポーツ現場でも使用されている方が多くいらっしゃると思います。また、少しでも良い活動をされたいと、日々試行錯誤されている皆様の中には、そのための1つのツールとして映像分析ソフトに興味を持ってくださった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、NacsportはWindows専用のソフトウェア。興味を持ったけども、Macじゃ使えないじゃないか...。
大丈夫です。
今日のブログは、Macの方にもNacsportをお使いいただけるよう、その方法を紹介してきたいと思います。多くの方がぶつかるパソコンの問題を解決して、皆様の活動に少しでも貢献できれば嬉しいです。ぜひ最後までお読み下さい!
まず知っておいてほしいこと...
MacでNacsportを使うためには、次のことをする必要があります。
それは「Macの中で、Windowsを使えるようにすること」です。
Macの中で、Windowsを使えるようにし、そこにNacsportをインストールします。
この方法ができれば、パソコンを買い替えることなく、NacsportをMacで使えるようになります。
そのために、今日紹介する方法は2つあります。
①Mac⇔Windowsを完全に切り替えて使う「Bootcamp」を利用する
②Mac上で同時にWindowsを使う「エミュレーションソフトウェア」を利用する
それぞれの方法についてメリットとデメリットを整理し、そして参考になるウェブサイトなどを紹介してきます!
1つずつ見て行きましょう!
『方法1, Mac⇔Windowsを切り替える。「Bootcamp」』
もし皆さんが、2007年以降にリリースされたMacを使用されている場合、もうすでにNacsportを使うための手段を持っていることになります。
それが、「Boot Camp(ブートキャンプ)」です。
「Boot Camp」とは、MacでWidowsを使用するために、最初から備えられているApple社公式の機能です。
この方法はおそらく、MacでWindowsを使うための最も簡単な方法でしょう。
BootCampを使うと、Macのパソコンの中にWindows OSをインストールすることができます。
パソコンを再起動したときに、MacかWindowsかを選べるようになり、自由に切り替えて使えるようになります。
「Boot Camp」のメリットとデメリットを整理してみました。
メリット
· Apple公式の方法で、安心して行える
· MacとWindowsを完全に切り替えるため、パソコンのパワーを余すことなく使用でき、動作が軽快。
デメリット
· MacとWindowsの切り替えには、パソコンの再起動が必要になる。
· 完全に切り替えて使うため、MacのアプリをWindowsで使うことはできない。
Appleが公式に認めている方法だということと、動作が軽快だということは大きな安心になると思います!
参考になるWEBサイト(外部サイトです)を紹介します!詳しい方法が気になった方は、ぜひご覧ください。
・Apple社の公式サイト
https://support.apple.com/ja-jp/boot-camp
・手順をわかりやすく紹介してくれているサイト
https://fukatsu.tech/bootcamp-mac
また、YouTubeなどで
「MacでWindows 10を使う」
「Boot Camp」
などと検索してみても、参考になる動画が見つかるかもしれません!
1つ目の方法、Mac⇔Windowsを切り替える「Bootcamp」でした!

『方法2, MacとWindowsを同時に。「エミュレーションソフトウェア」』
2つ目の方法はエミュレーションソフトウェアを使う方法です。
エミュレーションソフトウェアとは、Macの中で、もう1つのパソコンを同時に使えるようにするためのアプリのようなものです。これを使うと、Macのアプリケーションを使うようにWindowsを使うことができます。Boot Campのように切り替えて使うのではなく、Macを使いながらWindowsも同時に開く、といった方法になります。
メリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット
· Macのアプリケーションのように使うため、起動や切り替えが手軽。
· Macと同時利用ができ、MacのアプリとWindowsのアプリを併用することができる
デメリット
· 2つのパソコンを同時に使うことになり、軽快な動作のためにはパソコンの性能が求められる
· アプリケーション自体が有料(1~2万円)の場合がある
まず、起動の手軽さが大きなメリットです。一方で、ある程度しっかりしたパソコンのスペックが必要になるでしょう。Nacsportは動画編集を行うソフトなので、普通のアプリケーションよりもパソコンのスペックが必要とされることに注意してください。
エミュレーションソフトウェアは数多くありますが、その中でもNacsportがオススメする、2つのソフトウェアをご紹介します。

【①Parallels Desktop (パラレルズ・デスクトップ)】
「Parallels」は設定がシンプルです。動作も非常に安定しています。日本でもParallelsを使ってNacsportを使用しているユーザー様も実際にいて、実績もあります。代表的なエミュレーションソフトウェアといえるでしょう!
ただ、Parallelsは有料のソフトウェアになるので、注意してください。
参考になる外部サイトを紹介します。
・「Parallels Desctop for Mac」公式サイト
https://www.parallels.com/jp/products/desktop/
・Parallelsの概要から導入手順まで紹介してくれるサイト
https://appli-world.jp/posts/3190
【②Virtual Box(バーチャル・ボックス)】
Virtual Boxも、信頼性が高く非常に安定したエミュレーションソフトウェアです。
Parallelsと同様にアプリケーションのようにWindowsを使えるようになります。1番の大きな違いは「無料で使用できる」ということでしょう。 ただ、日本語のサポートが完全ではない部分もあるので、ご自身で調べて使い方を学んでいく必要があるかもしれません。
参考になる外部サイトを紹介します!
・Virtual Box公式サイト(日本語)
https://www.oracle.com/jp/virtualization/virtualbox/
・MacにVirtual Boxを導入する方法
https://pc-karuma.net/mac-virtualbox-install/
・VirtualBoxを使って、Windows10を導入する方法
https://pc-karuma.net/mac-virtualbox-windows10-install/
その他にもエミュレーションソフトウェアはありますが、そのすべてでNacsportの動作が確認できているわけではございませんので、ご理解ください。
2つ目の方法、MacとWindowsを同時に使う「エミュレーションソフトウェア」でした!
『さいごに...』
最後にまとめてみましょう。
今回は、MacでNacsportを使用するために、次の2つの方法を紹介しました。
①Mac⇔Windowsを完全に切り替えて使う「Bootcamp」を利用する
②Macと同時にWindowsを使う「エミュレーションソフトウェア」を利用する
これらの方法で、MacでWindowsを使えるようにすることで、皆様のMacでもNacsportが使用できるようになります!
実は、私もMacbook Pro 15incに「Boot Camp」を使ってNacsportを使用しております。私はこの方法をオススメします。とても簡単にインストールができます。
もちろん、エミュレーションソフトウェアでの方法でも、問題なくNacsportが使えることが確認されています!
お手持ちのMacのスペックや、ご希望の用途、方法のメリット・デメリットを比較して、選んでみてはいかがでしょうか!
今回は以上で終わります。最後までお読み頂き、ありがとうございました。
『筆者 Daisuke Matsuuraについて 』
関西大学大学院卒。オーストラリア、ニュージーランドでラグビーコーチング、分析等を学び、現在はニュージーランドと日本でラグビーコーチ/アナリストとして活動中。コーチとして、ラグビーワールドカップの優勝を目指している。今後は、ヨーロッパやアルゼンチンへ活動を拡げようと計画中。言葉、映像、環境を操り、人との繋がりを大切にして、選手のパフォーマンス向上とチームの勝利を目指しています。
SNSにて、最先端のラグビーコーチ、アナリストとしての活動内容を日々投稿中!!
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