• Daisuke Matsuura

世界で活躍するアナリストが、サッカーの試合での分析情報を教えてくれました!!

最終更新: 1月19日



本日は、スペインのサッカー界で豊富な経験を持つフリーランスのスカウトアナリスト・メラ氏にお話を伺いました!現在、彼はスペインの2部、2部B、3部に所属クラブで働いています。

今回の記事は、彼からの知識を元に、サッカーコーチに向けて書かせて頂きました。


これら書く内容が、【チーム改善】、【試合を分析する上で重要なアイデアになる】ことを心より祈っております。本日は、メラ氏の【スペイン3部リーグでの仕事の実例】を元にしています。


それでは、みていきましょう!!




『自チーム分析プロセス』

アナリストと聞くと、対戦相手に関する試合の様々な側面を分析する人と感じる人も少なくはないのではしょうか?


しかし、一方で自分たちのチームのパフォーマンスを分析することも重要です。それらは、弱点を見つけたり、チーム戦略の開発をしたりするのに役立ちます。 そして、本日は、自チームを分析するための、プロセスをいくつかのフェーズに分け、紹介したいと思います。


【フェーズ 1:作業方法の設定】 作業方法とは、分析作業の一連のステップです。ここでいう方法は、行動手順の事を指します。論文で証明された身体を大きくする方法や疲労回復の方法などが指す方法とは、別の物と捉える必要があります。つまり、自ら考えていく必要があるのです。 【フェーズ 2:ゲームモデルを定義する】 サッカーの試合で、自チームを分析する場合、ゲーム中に使用されるフォーメーションやシステム、防御と攻撃の戦術など分析する項目を事前に知っておく必要があります。これらすべての詳細を知ることで、分析に一貫性が生まれ、より客観的な情報を得る事ができます。

【フェーズ 3:レポートを準備する】 もう一つ!!

分析を始める前に考える必要があることがあります。

それは、【どのようなレポートを作成するのか】についてです。 例えば、 このレポートにはいくつのセクションが含まれ、どのように構成されるのか? どのような形式で表示するのか?書類?視聴覚できるモノ?スライド? 静止画像、ビデオクリップを使用するのか プレゼンテーションはどのくらいの量か レポートはどのくらい深い情報が必要なのか? 要するに、分析レポートとは、チームが使用しやすく、また、可能な限り多くの関連情報を提供する必要があるということです。 私の場合、Nacsportでの作業に加えて、KlipDrawを使用してビデオを説明し、視覚情報を追加します。映像を共有するためのオンラインプラットフォームであるSharimgも私の仕事において非常に重要なソフトです。分析したデータを、オンラインでコーチングスタッフと共有できます。これにより、どこにいたとしても、コーチと情報を交換する事ができます。




『Nacsportボタンテンプレートの例』 【ボタンテンプレート】 分析には、分析するすべてのアクションを分類するためのボタンテンプレートが必要となります。


以下の例は私が実際使用しているテンプレートではありませんが、Nacsport Basic +以降(最大50のカテゴリボタンとディスクリプターボタン)で使用できるように調整されています。ほとんどの人が使用できるテンプレートとして考案しました。 このサンプルテンプレートは、Basic +以降のNacsportの製品で使用する事ができます。media@nacsport.comまでご連絡いただければ、無料でお送りさせて頂きます。 ご覧のとおり、テンプレートはシンプルですが非常に機能的です。6つのカテゴリと40のディスクリプターがあります(Basic +でも使用可能)。このテンプレートを使用すると、チームのボールポゼッション、ボール獲得レベル、また、ボールから離れた時の動きに関するデータなどを抽出する事ができます。 それでは、各ボタンをさらに詳しく見ていきましょう。上のボタンテンプレートを見ながら、説明を読んで頂ければと思います。

【アタック】 Start of Move:攻撃開始時のすべてのアクション情報を収集するためにある。ゴールキック、スローイン、キックオフ、パスカットなど、攻撃開始時の情報がここに含まれる。 Build Up: どのゾーンからプレーが始まったのかを見るためのボタン。3つのゾーンに分けられます。


ゾーン1:自ゴールから1/3までのフィールドで(デフェンスゾーン)

ゾーン2:デフェンスゾーンとアタッキングゾーンの間にある真ん中のゾーン

ゾーン3: 相手ゴールから1/3までのフィールド(アタッキングゾーン) Long Ball:ロングボールを使用し、対戦相手のエリアに入った情報を集める

【ディフェンス】 オフェンスと同様に、ゾーン1〜3のボタンを使用します。 Start Press Opponent: 相手チームにプレッシャーをかけ始めるタイミングを知るために使用

Transitions: 攻撃-防御→ボールを失った後のチームの反応と、ボールを失う時どのようなプレッシャーがかかったかを知るためにある。 防御-攻撃→上の反対であり、反撃がどう成功したかを知るためにある。 【セットピース】 フリーキック、コーナーなどがここに含まれる。

【その他のボタン】 Goal:試合中のゴールデータを集めるためにある。 Players:各選手のデータを集めるためのボタン。この例では、11人の選手がいますが、必要に応じて、これを増やしたり、減らしたりする事も可能。 Restart:ゲーム開始時、ハーフタイム後、またはゴール後のキックオフなどの情報を集めるためボタン。



以上で、上のテンプレートの説明を終わりたいと思います。

これらが、チームを改善に役立ることを心より祈っています。 また、こちらの記事は特に、NacsportのBasicバージョンはを使用しているユーザーにとっては、分析ソフトウェアを最大限に活用するのに役立つのではと思っています。




『最後に...』

いかがでしたか?

本日は、サッカーの本場スペインのアナリストからの情報でした。私は、この記事を読み仕事の逆算の重要性を学びました。常にコーチや選手が役に立つ情報を求めた結果、レポート形をしっかりさせてから、その上でボタンレンプレートを作り、分析を始める。とりあえず、データをとってみることも大切ですが、何がチームに重要なのかを考えることも大切だと思わせてくれるブログだったと思えます。


本日もお読み頂きありがとうございました。



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『筆者 Daisuke Matsuuraについて

関西大学大学院卒。オーストラリア、ニュージーランドでラグビーコーチング、分析等を学び、現在はリコーブラックラムズでアナリストとして活動中。コーチとして、ラグビーワールドカップの優勝を目指している。今後は、ヨーロッパやアルゼンチンへ活動を拡げようと計画中。言葉、映像、環境を操り、人との繋がりを大切にして、選手のパフォーマンス向上とチームの勝利を目指しています。

SNSにて、最先端のラグビーコーチ、アナリストとしての活動内容を日々投稿中!!

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