top of page

Nacsportダッシュボードを使用して、フィールドの異なるエリアでのアクションを分析する



前回の記事、

Nacsportダッシュボードでタグ付けした映像を統計データに変える 〜上級編〜

で述べたように、ダッシュボードを使用することでデータを視覚的に見ることができます。こちらの記事では、フィールドの異なるエリアでのアクションを特定するためのダッシュボードの作成方法を紹介します。


Nacsportのダッシュボード作成は、簡単な労力で学ぶことができます。スクリプトは一切必要ありませんし、それを作成するためにコンピュータの前で数時間過ごす必要もありません。




上の映像ではサッカーを例に、こちらの機能を説明しています。 フィールドのどのエリアでボールを失ったり、取り返したり、ショットがどこから撃たれたか、また、相手のショットがどこから撃たれたかというデータを集め視覚的に表示しています。


ダッシュボード上にある数字はダブルクリックすることで、それに対応するクリップを見ることができます。また、クリップの長さを編集したり、クリップを削除したり、プレゼンテーションに追加したりすることもできます。



フィールド別分析用のダッシュボードを作成する方法


まず初めに、こちらの機能を使用するためには、Basic+ライセンスが必要です。なぜなら、Nacsport Basicはディスクリプタを許可していないからです。


1、分析したい各項目のカテゴリーと、フィールドの各エリアのディスクリプターを作成する(上の映像では、17の異なるエリアを使用しています)。


2、タグ付けが終了したら、ダッシュボードを作成する。


3、フィールドやその他のスペースを模倣した背景画像を追加する。こちらは必須ではありませんが、データを見やすくすることができます。


4、フィールドの各エリアごとに、結果の組み合わせを示すラベルを作成する

例えば:ショット + ボックス外、ターンオーバー + 中盤右、など。



以上です。 たったこれだけ?と思うかもしれませんが、良いテンプレートを作成し、正確にタグ付けができれば、そこからは本当に簡単です。


ダッシュボードを最大限に活用して、試合、練習をより深くレビュー・分析して頂ければ幸いです。



お読みいただき、ありがとうございました。


閲覧数:9回0件のコメント
bottom of page