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分析データを観客席からベンチにライブ分析を送信?!コーチステーションとは?

試合中に画像やデータをベンチに直接送信したいと思ったことはありませんか? コーチステーションを使用すれば全てが可能となります。観客席などで分析された映像とデータを、グラウンドにいる重要な選手やコーチに瞬時に送信することができます。


〜目次〜

コーチステーションって何?

コーチステーションはどのように使うの? コーチステーションを使用する利点は?

コーチステーションでできないこと

どのように送受信用のパソコンをリンクさせるの?

コーチステーションは試合でのみ役に立つの? 『コーチステーションって何?』


ご使用になっているNacsportにデータ受信機能を加えるためのプログラムです。コーチステーションを使用することで、観客席など、離れている場所でNacsport Pro +、またはEliteを使用して分析しているパソコンから、グラウンドにいるコーチに映像やデータを直接共有することができるようになります。


コーチステーション自体がプログラムではないため、コーチステーションのみを購入し、コンピュータにインストールすることはできません。また、Nacsport Basicを除くすべてのNacsportプログラムは、受信機能を追加させることが可能です。コーチステーションは、Nacsportソフトウェアをサポートするプログラムの1つだといえます。


試合展開のスピードやペースの速いスポーツの世界では、瞬時に適切な意思決定を下す必要があります。コーチステーションを使用することで、試合中にコーチたちの迅速な意思決定をサポートすることが可能となります。


『コーチステーションはどのように使うの?』

ネットワークを経由し、Pro +またはEliteがインストールされている別のコンピューターから分析データと映像を送信します。 Pro +とEliteでは、データ転送の違い データ発信デバイスとして扱えるのは、Pro +とEliteのみです。 Pro +:映像のみ

Elite:映像と分析データ



『コーチステーションを使用する利点は?』

コーチステーションを使用する大きな利点の1つは、

例え離れた場所にいても、送信デバイスにあるすべての映像や分析データにアクセスできるところにあります。 つまり、撮影用のタワーの上から撮影された映像や分析データに、グラウンドにいたとしてもアクセスできるようになるのです。 Eliteライセンスを使用すると、映像に加えて、ダッシュボードにアクセスすることもできます。ダッシュボードは、データを視覚化するためのものだけではなく、試合中に生まれた膨大な量のデータのフィルターにもなり、本当に重要な情報のみを選んで見ることが可能となるのです。

また、ダッシュボードに加えて、マトリックスにもアクセスできることも魅力的だと思います。

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コーチステーションは、リアルタイム分析を強化するツールであり、コーチングスタッフに必要なときに必要な映像、データを提供することができるようになります。このツールにより、リアルタイムのレビューに磨きがかかり、さらなる高みへあなたを導きます。



『コーチステーションでできないこと』

コーチステーションを使用してデータ収集、分析を行うことはできません。ボタンテンプレートにアクセスすること、また、プレゼンテーションにアクセスすることもできません。 コーチステーションの使用が終わると、通常のNacsportライセンスに戻ります。



『どのようにリンクさせるの?』

まず、コーチステーションを使用する場合、送受信に使用するパソコンが推奨される要件を満たしている必要があります。コーチステーションに興味がある場合は、こちらより、お問い合わせください。


データ転送には、LANケーブル、またはWi-Fiアンテナを使用します。

私たちは、Ubiquiti NanoStation Loco M5をWi-Fiアンテナとして使用することをお勧めしています。


『コーチステーションは試合でのみ役に立つの?』


試合で使用するために開発されましたが、トレーニングでもよく使用されています。 下の写真は、Windows Surfaceタブレットにインストールされたコーチステーションを使用し、選手と映像を共有しています。 もちろん。他のNacsportソフトウェアと同じように、30日間無料で体験して頂くことが可能です。 こちらは、Pro +とEliteが必要な商品です。興味のある方はぜひお問い合わせよりご連絡ください。 『最後に・・・』


いかがでしたでしょうか?

本日は、離れた場所にいてもライブで映像が共有できる、コーチステーションを紹介しました。

実際、多くのトップチームがライブで映像を共有しあっています。

鉄は熱いうちに打て!と言いますが、課題が見つかったら、課題だと意識している時にアドバイスをしてあげることが重要です。時間が経つと、他の様々な情報と混合し、感覚が少し鈍くなってしまいます。


選手の感覚が新鮮なときに、ライブで映像を共有し、アドバイスをしよう!!


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『筆者 Daisuke Matsuuraについて

関西大学大学院卒。オーストラリア、ニュージーランドでラグビーコーチング、分析等を学び、現在はリコーブラックラムズでラグビーアナリストとして活動中。コーチとして、ラグビーワールドカップの優勝を目指している。今後は、ヨーロッパやアルゼンチンへ活動を拡げようと計画中。言葉、映像、環境を操り、人との繋がりを大切にして、選手のパフォーマンス向上とチームの勝利を目指しています。

SNSにて、最先端のラグビーコーチ、アナリストとしての活動内容を日々投稿中!!

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