更新日:2020年8月24日

バレーボールクラブである”ビジョン・バレーボールクラブ”でヘッドコーチをしているダニー・ゴセリン氏(以後ゴセリン氏)にインタビューをさせて頂きました。
ゴセリン氏は、2018年からNacsport Basic Plusを使ってくださっています。
このインタビューでは新しく使い始めたNacsport は、チーム内でどのようにして、活用されているのか接近し、インタビューさせて頂きました。
分析ソフトを使ってみたいと思っている方には参考になる内容だと思います!
ぜひ最後までお読みください!
『Nacsportにはいつ頃出会いましたか?』
『他のソフトウェアの使用経験はありましたか?』
Nacsportを使う前にも、分析のためのソフトは使っていたんだ。
2018年に、あるきっかけでソフトを変えたいと考え、様々なものを探していたのですが、スポーツ分析ソフトはたくさんの種類があり、なかなか決断には至らなかった。
そうやって探している中、Nacsportに出会い、すぐに、問い合わせを始めた。
その流れで、【Nacsportの使用体験をすること】になったんだ。
『クラブの中では、どのカテゴリーでNacsportを使用していますか?』
U15、U16、U17のチームだ。
彼らは、試合の映像を私に送ってくれ、試合中に気になった部分について教えてくれている。
私は、その意見を参考にしてタグ付けを行っているんだ。
『毎週どのくらい試合を分析しますか?』
試合に関しては2試合でだな。
ただ、試合だけではなく、練習の映像も分析しているよ。
『Nacsportをどのように使用していますか?』
『分析する中で、チームはどんな反応がありますか?』
私は、クラブレベルのほとんどのチームをNacsportで分析しているんだ。
このチームの選手たちは映像を見るのが好きなんだよ。
私は自分たちの弱点や課題を分析し、映像を使って
選手達に必要なことは何か
どのように弱点を改善したら良いか
を伝えるようにしているんだ。
『リアルタイムで分析は行っていますか?』
まだ、試合中のリアルタイムでの分析はしていない。
チームが強くなって、分析のシステムが更に必要になったらリアルアイムでタグ付けし始めようと思っているよ。
『分析内容に関しては、誰に伝えたり、相談したりしていますか?』
分析したものは、選手達に直接伝えているんだ。
彼らはいつも為になるフィードバックを必要としているからね。
また、アシスタントコーチと協力して、いまチームに必要なことに基づいて、試合の振り返りや、新しいタグの作成などを行っているよ。
『クラブやチームマネージャーが分析映像を活用してくれることはありますか?』
これについては、まだ少ないのが現状だ。
ただ彼らは、私が行っている【分析について、大きな関心】を示してくれているよ。
今、私はNacsportを使用し初めて2年目を迎え、Nacsportの使い方にもとても慣れてきた。
だから、Nacsportで分析したものは、これから少しずつクラブ全体にも共有していきたいと思っているよ。

『ゲームを分析する時、どんな部分に焦点を当てていますか?』
私たちは主に
ディフェンス
アタックとディフェンスの移り変わり
に焦点を当てているよ。
これらに加えて、チームのビデオミーティングで使いたい場面を抜き出しておくこともしている。
『分析を始めてから、チームには利点がありましたか?』
Nacsportでの分析は、チームにとても役立ってくれていね。
現在各チームから、「こんなアクションが見たい!」と要望が出てくることも増えていて、今では、非常に専門的で、詳細な部分まで分析することを考えている。
分析を始めたおかげで、多くの選手がより細かな技術まで向上させていると感じているよ。
『Nacsportは、分析したい要望を満たせていますか?』
『より効果的な分析のために必要なことや、改善してほしいこと...』
現状のシステムに非常に満足しているよ。
また、外部にデータ分析を委託するのとは違い、分析したいデータの全てを自分たちで扱えることが、とても良いと思っている。
Nacsportのサービスに関しても、素晴らしいと思っているよ。
『選手やコーチたちは分析内容に「納得」していますか?』
納得していると思うよ。
チームは必要な技術に関する分析からフィードバックを得たり、ミスシーンの振り返りができる機会をとても気に入っているんだ。
『分析やプレゼンテーションで、他のツールを使用していますか?』
今は使ってないよ。
今後、KlipDrawを使用し始めたいと思っているんだ。
それ以外は、Nacsportを最新バージョンにアップグレードして、新機能を取り入れていこうと考えているよ。
『外部のデータ分析サービスを使用していますか?(InStat、WyScoutなど)』
使っていません。分析は全てチーム内で行っている。
『今後ご自身の役割は、どのように変化していくと思いますか?』
いま、オンタリオにあるチームの、タグ付けを手伝っています。
これからの2年間に渡って行われるカナダ国内の大会の準備のためだ。
こういった仕事は、私のNacsportによる作業能力をより高めてくれると考えていて、とても嬉しいことだよ。
Nacsportは頻繁にアップグレードが行われているのでNacsportをたくさん使う機会があることで、ソフトのアップグレードに併せて私自身も成長してきていると感じている。
『Nacsportに新しい機能を1つ追加できるとしたら...』
さっきも言いましたが、今のソフトウェアでも十分気に入っているよ。
『さいごに...』
いかがでしたでしょうか?
今回のインタビューでNacsportを使用することで、選手がより自身の弱点と向いあい、細かい部分の成長まで気をつけるようになったことが伺えました。
分析ソフトを始め、何か新しいことを取り入れるというのは大変さを感じる部分もあると思います。
しかし、ゴセリン氏のようにジュニア世代でも映像を使って効果的に指導をする形も増えてきています。
ぜひ皆様も、さらなるレベルアップのために映像分析を取り入れてみるのはいかがでしょうか?
今回も、最後までお読み頂きありがとうございました。
Nacsportでは、全てのユーザーの需要にお答えするべく、いくつかのレベル用意しております。
興味のある方は、まずは、Basic plusからのご検討は如何でしょうか?
『筆者 Daisuke Matsuuraについて 』
関西大学大学院卒。オーストラリア、ニュージーランドでラグビーコーチング、分析等を学び、現在はニュージーランドと日本でラグビーコーチ/アナリストとして活動中。コーチとして、ラグビーワールドカップの優勝を目指している。今後は、ヨーロッパやアルゼンチンへ活動を拡げようと計画中。言葉、映像、環境を操り、人との繋がりを大切にして、選手のパフォーマンス向上とチームの勝利を目指しています。
SNSにて、最先端のラグビーコーチ、アナリストとしての活動内容を日々投稿中!!
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